この記事をシェアする

米国でも大ヒット中「メルカリ」人気の秘訣はユーザーエクスペリエンス(UX)にあった

米国Apple Storeで一時、ダウンロード数3位に浮上し、勢いに乗っている「メルカリ」

スマホで、簡単・安全に商品の売買ができるフリマアプリとして日本でも大人気です。

今回は「メルカリ」が伸びている要因を、ユーザーエクスペリエンス(UX)の観点から分析してみました。

購買意欲を高めるデザイン

メルカリでは、シンプルなトップページや売り切れ商品の表示など、ユーザーの購買意欲を高める工夫がされています。

シンプルなトップページ

メルカリのトップページはとてもシンプルです。

アイテムはタイムライン形式で表示され、新しい商品から順に上から表示されます。下にスワイプすると新しい商品に更新することができます。

画面をスクロールしながら気になる商品を発見したら買うというのは、本当のフリーマーケットのようで、楽しいですよね。

mercari_top

タイムライン形式の商品表示

左右にスワイプすると、カテゴリ別に表示することができます。

mercari_category

スワイプでカテゴリ別表示

ユーザーにとって、すぐにアプリを使いこなせるシンプルさは重要であり、ユーザーエクスペリエンス(UX)につながります。

売り切れ商品を表示する

メルカリでは、売り切れ商品も削除されず画像に「SOLD」の札が付いて表示されます。

mercari_sold

売り切れ商品を表示

売り切れ商品を表示しても邪魔なだけではないかと思うかもしれません。

しかし実際は、売り切れ商品を表示した方が「こんな商品もあるのか」とユーザーの購買意欲を刺激し、「もっと頻繁にチェックしよう」という気持ちにさせることでコンバージョン率のアップを実現しています。

また、「自分も似たような商品持っているから、売ってみようかな」と売りたい気持ちを促進する効果もあるのではないでしょうか。

売り手のユーザーエクスペリエンス(UX)を重視

メルカリは、買い手だけでなく売り手のユーザーエクスペリエンス(UX)も重視して設計されています。フリマアプリにとって、出品してくれる売り手は大事なユーザーです。

3分でできる出品で、ユーザーの離脱防止

まず、トップページに「出品」というカメラマークのアイコンが表示されています。目立つ色や大きさで、見つけやすいですね。

mercari_syutten

トップページの出品ボタン

この出品ボタンをクリックすると、写真を撮影、もしくはカメラロールから画像を選択し、商品情報の入力に移ります。

mercari_syutten2

簡単なステップで出品

商品情報の入力は、商品名と説明を書いたら、あとはカテゴリや発送方法を選択肢から選び、価格を設定するだけで完了します。

mercari_syutten3

選択肢から選べて簡単

3分で手軽に出品できるので、「出品しようと思ったけど、面倒だからやめよう」ということがなく、離脱防止につながっています。

出品後に情報を変更可能で、ユーザーの心理的負担を減少

メルカリでは、出品後に商品情報を変更することもできます。

「入力を間違えてしまっても、後で変更できる」という意識が、ユーザーの出品に対する心理的負担を減らしているのではないでしょうか。

また、最初は高く価格設定しておき、なかなか売れなかったら価格を下げるということも可能です。

使い勝手の良いメニュー

トップページ左上のよくある三本線をクリックすると、メニューが表示されます。

スクロールせずに見える範囲にすべてのメニューが収まっているため、見逃すことなくユーザーのやりたい行動に導くことができます。

何かわからないことがあれば、「ガイド」によりほとんどの疑問をアプリ上で解消することができるため、サポートコストの削減につながっています。

mercari_menu

一画面に収まったメニュー

トップページ右上には、「検索」「お知らせ」「やることリスト」の3つの機能があります。

mercari_icon

便利な3つの機能

「やることリスト」には、例えば、「取引先からのメッセージへの返信」や「商品の発送」のお願いが表示されます。

自分が次に何をすればいいのかを一目で確認することができるこの機能は、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に役立っています。

まとめ

フリマアプリ「メルカリ」を、ユーザーエクスペリエンス(UX)の視点から分析したところ、ユーザーにとって複雑な操作が一切なく、シンプルで使い勝手の良いつくりになっていることがわかりました。

優れたユーザーエクスペリエンス(UX)が「メルカリ」の伸びている大きな要因になっていると考えられます。

WalkMe(ウォークミー)

この記事をシェアする

フォローする